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よくあるファンタジー異能バトルものかと思って特に新鮮味も感じなかったけど、絵が綺麗だったし、アドレットのどこか残念なトコが微笑ましかったので観続けた。
ところが驚いた、驚いた。
これ推理ものだな。それに密室トリックになっている。で俄然興味を持った。
で、最終回で謎が解明される。うーん姫さまが七人目だったのか。
推理ものでは一番意外な奴が犯人だったって結末は多い。この「六花の勇者」なら、一番意外なのが主人公にして最初から疑われ続けたアドレット、次が姫さま、続いていかにも怪しそうなハンス、更に半分凶魔のフレミーって感じだった。
いくら何でもアドレットはないだろうと思ったし、ハンスではいかにもすぎる。同じ理由でフレミーも白だろうと思ったのでナッシェタニアかとも思ったが、トリックを見破れなかった俺には確信できなかった。
そもそもこのヒトは何者なんだ？ 半分凶魔なのか？
そして何故こんな事をしたのか、何が動機なのか？
人間と凶魔の和睦のためとか言っていたが、そのための犠牲として50万人くらいは仕方がないなんて言い放った。
この壊れっぷり、生い立ちとかに関係しているのか？ だが姫という立場だったのだろう？ 過酷な目に遭ったとか考えにくいのだが？
分からん事だらけだったが、それでも七人目の解明という答は出た。これで一応の完結かと思いきや……
また新たな勇者の登場だよ。このヒトが七人目？
それとも今までの誰かが七人目って事？ いやナッシェタニアを含めると八人いたって事になるな。
何か最後の最後でぶち壊してくれたような気もするが、更なる謎の解明を期待させるのだが……
これ最終回なんだな、ここで終わるんだな。
七人目の事は置いといて、「俺たちの戦いはこれからだ！」的幕引き。
うぅ……、これで終わりとか過酷過ぎるわ。
なんでもこのアニメ、原作の一巻分を消化したに過ぎないらしく続きはあるようだ。どこかで解答が出ているのだろう（未読）。
是非とも二期を作ってほしいものだ。
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