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コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ THE LAST SONG 最終話
Category: コンクリート・レボルティオ  
0 爾郎 アップ 俺は超人だ
アンタのような奴に会うのはこれが初めてじゃない。たぶん最後でもない!
これは歳をとっても夢を忘れられない“少年”が――“少女”も――たいてい感じる気持ちだ。
彼らは幼いころから様々なヒーローや怪獣などに夢中になり、憧れて、時に友達とゴッコ遊びに興じたものだ。そんな夢の日々を送ったのだ。だが時は流れ、子供は成長する。そして“卒業”する時が来る。だがどうしても離れられず、しがみついてしまう“子供”もいたんだ。そんな子供に対して大人は――時に友達のはずの子供までもが――「いい加減 卒業しろ」と圧力をかけてくる。
だがどうしても捨てられない。忘れられない奴はいた。
そんな“子供”はどうしても現れてしまうのだ。
そして彼らはより苛烈な圧力を受けることになる。何度も、何度も、繰り返し、しつこく、果てしなく。
ああ、またか。また奴らか。俺を苦しめる奴ら。いい加減 放っといてくれよと言いたくなる。
しかしそれは許されなかったんだ。重ねられる年齢は自覚を促す。そして俺は妥協した。夢を見なくなり、現実へと埋没したんだ。ただし外面だけだったけど。
それでもこれは妥協であり、夢見る日々への別れを意味していた。

0 輝子 風郎太 風船体 去る笑美たちを見送る
「コンクリート・レボルティオ」は夢を忘れられなかった少年少女たちが、かつての思い出を、しかし現在の情熱として描き出したものではないだろうか?
幼稚に捉えられるヒーローや怪獣などの幻想を見るのが何故悪いのか。別にいいだろう、と言っているような気がする。
このアニメは夢想を捨てられずに成長したてしまった者たちが、表現者の立場となって新たに紡ぎ出した夢のリフレインだ。
だが単なる繰り返し、郷愁に留まらず、“現実”を見据えたリアリティを描き出している。正義の欺瞞性や相対性などがこれでもかと主張され、信念が揺らいでいくさまを描き、だがそれでも夢は捨てず「俺は超人だ!」と叫んでみせる姿だ。
観ていて爽快になり、激しい物語だったが心が穏やかになったんだ
例え幻想だろうと、思考を持ち、感性を働かせる意識ある存在には大いなる豊穣となるのだと思う。

0 輝子 ささやかに笑み ラスト
0 大鉄 天弓ナイトの役者
0 超能キッカー メガネの子 野球のボールを持った男
0 輝子 風郎太 デパートにて ラスト
荒唐無稽な絵物語は人間の人生に必要なのだよ。少なくとも俺みたいな奴には。

0 爾郎 ごめん 笑美 背中合わせ
0 爾郎の怪獣 三頭龍
0 笑美 里見を殴り飛ばす
0 里見 顔面に爾郎のパンチ
コンクリート・レボルティオを観終わって、特に里見と爾郎の対決の件を見て、強く思った。夢や幻想を棄てなくてもいいんじゃないか。ヒーローや怪獣たちに憧れ続けたっていいじゃないか。学校や会社などの現実だけでは疲れてしまうんだよ。

0 怪獣の影2
俺は夢見続けたい。いつまでも、死ぬまで、死んで後でさえ……
うーむ、終わってしまったんだな。何だか寂しい……
こんな風に思わせるのは、それだけ好きになっていたんだという証拠だ。

0 笑美 爾郎との惜別の涙
0 爾郎 アップ エネルギー体へ ごめんまたウソをついた
0 爾郎 エネルギー体へ
0 笑美 消えゆく爾郎に抱きつく
0 笑美 腕の中の爾郎が消える
ここは切なかったなぁ。久々に涙腺が……

0 ジャガー 消滅前
0 ジャガー 上司
ジャガーさんは消滅していないな。未来へ強制送還ってトコか。それでまた戻ってきているな。

0 カムぺ あなたはどつちの味方なの
0 風郎太 アップ カムぺの問いに
カムぺの問いに応えない風郎太。短いシーンだったが、奥深いものがあった。



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テーマ : 2016年新作アニメ    ジャンル : アニメ・コミック


コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ THE LAST SONG 第23話
Category: コンクリート・レボルティオ  
23 笑美 マスターウルティマに宣告
23 マスターウルティマ 素顔 アップ
23 笑美 アップ 怒り 片目がない
23 マスターウルティマ 死に顔 アップ 笑美たちが見上げる
23 爾郎 笑美 コマ 妖怪独立宣言 報道カメラ
23 爾郎 宣戦布告 怪獣の炎
23 白田 変身スティック
23 S遊星人 パンチ エクウスよける
23 エクウス S遊星人を刺す 超能キッカー メガネの子
最終決戦はウルティマポリス。それは予想通りだが、状況がかなり違う。マスター・ウルティマと里見をボスキャラとして爾郎たちが戦うのが最終決戦だと思っていたが、大きく性質を変えた。
自身の怪獣を自覚した爾郎はまるで敢えて世界の脅威を強調するかのようにふるまい、煽るかのように戦いを始めた。その目指す意図とは?
正義の超人を世界に示すために、自分を悪の大怪獣として演じて倒されようとしているのか? いや、それもどこか違うような気がする。このまま倒されてしまうと妖怪たちも巻き添えを食うことになり、それはあんまりだからだ。ただ彼はもう以前の彼とは違ってしまっている。無事にすむとは思えない。

23 孫竹 アップ 超人課はお前を守るために
23 爾郎 慟哭の叫び
爾郎とは二つの世界の接点だという。原爆のエネルギーが人の形を取ったものだという。それは誰かの願い。都市一つを消滅させる惨禍を嘆き、救いを求めた何者かによる祈りの表れだという。正義を求め、自由と平和をもたらしてほしいという切なる想いこそが、この神化の世界に於いて結実したものだという。
誰かとは? 一人に留まらないのかもしれない。被爆者たちなのだろうか? それとも?
原爆の炸裂した世界ではエネルギー革命が起き、石油資源に頼る必要もない平和な世界が実現した……などとジャガーさんは夢想したが、少なくとも昭和の世界では違う。冷戦は続き、原発事故は拭い去りようのない後遺症を刻む。平和など夢のまた夢で、昭和に続く平成の世ではテロや災害の嵐が連鎖する時代が訪れている。
21世紀に至って生き続けた数多の人々の願いの集まりなのだろうか……などと思った。

23 里見 アップ どや顔
里見に言わせると、爾郎が崩壊する時、別の世界への扉が開くらしい。これだけでは爾郎が何者なのかはよく分からない。時空の特異点のようなもので、並行世界のトレーダーポイント的な存在なのかと思うが、そもそもそんなものが何故、いかにして存在したのか、できるのか、それがそもそも分からない。ただ思うのだが、爾郎が崩壊するということは核分裂エネルギーが解放されてしまうことではないかと思う。その瞬間に途轍もない熱と衝撃波と放射線が解放され、彼のいたところ一帯は破壊し尽くされてしまうのではないかと思う。この時、時空の歪みでも生ずるのだろうか? この時に世界線の修正が行われるというわけか? 確かに核分裂エネルギーは凄まじいが、時空間の構造まで穿つとは思えないが……
或いは、別の理屈で世界の扉が開くのかもしれない。

23 予告 炎のエクウス
次回、最終回。どんな決着がつくのか、想像は尽きない。
最後を示唆するヒントが放映分の中で描かれているのかと思って、何回も見返しているよ。そうやって色々と予想。これだけ色々と想像するのを楽しませてくれる作品も少ないな。
いやぁ、最終回が楽しみなんだが、来てほしくないような気もするな。




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コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ THE LAST SONG 第22話
Category: コンクリート・レボルティオ  
22 爾郎 天弓ナイトに、嘘だ
22 天弓ナイト アップ 横 正義なんて
22 爾郎の腕の炎 天弓ナイト 抱えて走る
22 爾郎 燃える天弓ナイトを見る
正義なんてないかもな。でも、そんなの嫌だよなぁ
何と天弓ナイトを殺したのは爾郎自身だった。天弓ナイトが誘拐犯だと信じてしまったために絶望し、能力が暴走した結果だった。
いや、驚いた。信じられんよ。しかし今までヒントが幾つも散りばめられていたことにも気づいた。天弓ナイトの死んだ場所は燃えていたし、爾郎もいたことは描写されていた。何で気づかなかったのだろう? 
単に頭が回らなかっただけ?

22 日本大予言ポスター
22 映画の爾郎 叫ぶ 神化29年 新宿地区 謎の大火災
22 映画 神化34年 ギガントゴン 東京攻撃事件
22 ギガントゴン 暴走
22 爾郎の記憶 クロードメットから出てきたのは爾郎の顔
22 爾郎の記憶 子供 注射 
22 爾郎の記憶 子供 注射 笑美 
22 爾郎の記憶 子供の爾郎
公開された映画とクロードのヘルメットの中に隠されていたジンが作ったクロードの人格(ジンの強い願望=爾郎への憧れが生み出したもの。金属を操る能力の効果により能力増幅装置の演算処理装置に電子情報としてコピーされたらしい。これは里見の知るところではなかったようで、必然的に量産されたクロードのヘルメットの全ての中に存在することとなる)により爾郎は真実を知らされる。それは彼が最も信じたくない残酷きわまるものだった。
戦後の主だった怪獣災害や超人事件が全て爾郎に起因するものだったのだ。彼の血液が異常なエネルギーを秘めていて超人や怪獣をパワーアップさせてしまうだろうことは前回語られていたが、その実態が余すことなく示されたのだ。それは爾郎の心に何処までも突き刺さるものとなる。
つまり、彼は自身が信じた正義の超人から最もかけ離れた真逆の存在だったのだ。それも単なる怪獣の枠に収まらない魔王的な存在だった。

22 孫竹 里美 爾郎の記憶
里美が原爆のエネルギーを吸い取ったみたいな言い方をしていたが、まるきりゴジラだよな。爾郎はコンレボ世界の怪獣王ってわけか。
ところでこのシーンだが、里見は原爆が成功してその後原子力エネルギーが人類を繁栄させた世界を「見てきた」ようなことを言っていたが、やはりこれは彼は世界線を移動できるってことか?

22 帝告のロボット 二機 起動
この画像、ライディーンとボスボロットみたいだな。
クロードの人格によりパイロットが操られてしまい。帝告のロボットは暴走するが、爾郎は戦うことができない。クロードとは爾郎の人格、それも子供のころのそれを意味していて、理解した爾郎は竦んでしまったのだ。

22 風郎太 アップ 子供の味方だろ
子供が泣いているんだろ
ここで風郎太の言葉が大きな力となる。これは一期でも口にされた言葉だ。爾郎は「大切なもの」を思い出した。それはまた、風郎太を超人課に迎え入れた時の爾郎のセリフでもある。
風郎太の存在がここに来て大きく役立ったな。このシーンのためにこそ、彼は生きてきたんじゃないかと思えるよ。

22 エクウス 合体完了
22 エクウス強化型 ナッツの頭をつかむ
支援機と合体したエクウスは圧倒的パワーでもってナッツを撃退した。
強化型は二足なんだな。ところで大きくなってやしないか? エクウスはハルカナイトと同じくらいだし、ナッツより小さかったはずだが、何か同じくらいになったように見えたが……?

22 爾郎 アップ 冷めた目
知っていたよ
これで爾郎は吹っ切れて……とはいかないみたいだ。
“怪獣”としての自分を自覚した彼は奇妙に冷めた目をして乾いたセリフを吐いた。
さて、これは今後にどう影響するものか。どうも爾郎がラスボスっぽい展開だが、主人公がラスボスってのもまた……

22 輝子 怪獣と処女
次回は輝子ちゃんの話?
ナレーションは笑美さんだったが、この二人も大きな転機を迎えそうだな。




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コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ THE LAST SONG 第21話
Category: コンクリート・レボルティオ  
21 里見 アップ 世界を戻す
それが正しいとしたら?
神化20年8月、新型爆弾――即ち原爆が広島に投下されたが、爆弾は不発。広島は被害を免れた。これは赤子の頃の爾郎の何らかの力の作用だったと思われる。だが里見は、それが間違いだと言っている。原爆投下は成功すべき事だったのだと言っているようなものだ。何故か?
彼は歴史の改変を望んでいるのだろうか? 或いは世界線の移動。即ち我々の世界、原爆投下の成された世界、「昭和」の世界への移動で、それが正しいことだと思っているのか?
里見はこの新型爆弾の成否の時点で世界線の分岐が起きたと考えているのかもしれない。それを成したのが爾郎の力なのか。そして、それはあってはならないことだと考えているらしい。
何故いけないのか? 原爆の災禍をも越えるほどの誤りが、この神化の世界にはあるというのか? それが爾郎の力か?
彼はこうも言っている。部下の倫子に対する言葉だ。

21 帝告の女 倫子 里見に真意を問う
超人のいない世界……それが理想であるかのような言い方だった。
神化の世界では超人が当たり前に存在しているが、その超人が存在することこそが誤りであり、その修正をすべく、世界線を変えて、超人の抹消を成し遂げると考える。戦後ずっと、そのために活動してきたわけか。何が彼をここまで駆り立てるのだろうか? 
ずっと黒幕的に暗躍する姿しか描かれず、物腰は冷ややかで何処か他人を見下しているかに見えるニヒリストのようなヤツに見えたが、その本質は実はかなり熱いヤツなのかもしれない。熱いなんて言い方も何だが、何十年もかけて目的を達成するために行動し続けてきたのなら、それは凄い情熱だと思う。いや、情熱とは違うかな。或いは真逆の絶望のようなものの表れなのかもしれんな。自分自身、何を言っているのか分からなくなっているが、それだけ里見という男の底が知れないのだ。

21 世界が大人になる時、超人はいなくなるそういや、こんなキャッチがあったな。
これは作品の根幹に関わるものだったのか。

21 ハルカ 呆れた目 爾郎
もうすぐ三十路でしょ?
言われてしまっていますな爾郎さんw だが笑い話にならないのかもしれん。正義にこだわる彼は子供っぽいのだが、その彼が大人になる時、それが世界に影響を与えるのだとすると、超人のいない世界の成立になってしまうのかもしれない。

21 日本大予言
「日本大予言」、たぶん「ノストラダムスの大予言」が元ネタだと思う。これは1973年に出版され大ベストセラーになったノンフィクション(?)で翌年映画化されている。だが表現に色々と問題があり、現在は発禁扱いになっている。当時、オイルショックとか狂乱物価とかあって世紀末的な雰囲気が世間に流れていて、そんな時代の空気にマッチしていたのだろう。
この映画が「超人のいない世界」の実現に寄与するような言い方をしているが、何故映画のそんな力があるのか?
よく分からんが以前爾郎が言っていたセリフに、超人は皆がそう認めるから超人なのだというようなことを言っていた。つまり人々の認識がなくなれば、超人は存在できなくなるということになる。
ただこれは概念上のことで、特異能力者自体は存在し続けると思うのだが。だが……
認識が現実の現象に作用してしまうと考えているのかな。ちょうど量子レベルの世界で起きる存在の収斂みたいなことをマクロ世界で引き起こすのだとして、超人のいない世界が当たり前だと皆に思わせ、現象までも変えてしまえるのか?
そうやって世界の根幹から創り替えてしまう。超人はフィクションとなり、幻想と捉えられる世界の成立だ。もしかしたら、大勢の人々の心を一致させると、現象が変わるのだと考えているのかもしれないな。映画には人心を一致させる力はあるし、このコンレボの世界では世界線が変わってしまうほどのことが有りうるのかもしれんな。
或いは爾郎を狙っているのかもしれん。神化20年に起こしたのと同レベルの何かを起こすと、世界が変わるのかもしれず、里美はそれを狙っているとか? この映画が爾郎を刺激するかもしれんな。そんな内容というか、暗示があるかもな。

21 爾郎 倫子 メットを渡す 風郎太 アースちゃん
21 爾郎 過去の記録を見る
クロード(人工知能的なもの?)のヘルメットを被ったら、何故か過去へと飛んでしまった。正確には記録、或いは記憶を見せられたようなもの。何故このヘルメットにこんな機能があるのか分からないが、これも里美の策略かもしれん。
倫子を裏切らせるように仕向けたフシもあるし、爾郎の力を覚醒させようとしているとしか思えん。

21 次回予告 巨神たちの時代
いよいよ壮大になってきましたな。今まで幾つも神霊レベルの存在が出てきていたが、爾郎も彼らと同等、或いは陵駕する存在かもしれんぞ。




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コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ THE LAST SONG 第20話
Category: コンクリート・レボルティオ  
20 ジョナサン 戦争の記憶 炎
20 ジョナサン アップ 狂気の笑い
戦争の狂気と国家が掲げる正義の恐怖を描いたもの、それがこの「終わりなき戦い」の物語。
東南アジア某国というのはベトナムを指すのだろう。そしてジョナサンはベトナム戦争に従軍していたわけだ。
それは凄惨きわまる地獄の体験であり、彼の心は壊れてしまった。モーテルの神棚を異常に恐れたりとか、木々や川のせせらぎの中に魔性の存在を感じ取ったりとか、病的な反応を表している。
現実のベトナム帰還兵でもこんな感じの症状を見せる例が多かった。シェルショックとも、戦闘ストレス反応とも呼ばれるもので、PTSDの一種だ。この症例は第一次世界大戦の頃から報告されていて、戦闘時のストレスが精神を圧迫して心を壊してしまうものだと言われる。過度に怖がりになったり、怒りっぽくなったり、或いは無感動になったりと症状は多義に渡る。これは戦場を離れても尾を引く例が多く、社会復帰を困難とさせる。
ベトナム戦争では現在と違ってメディアの戦場取材が結構自由にできていたようで、戦場の光景がそのまま本国の茶の間に送られていた。そのため、戦争の悲惨さが伝わり、市民の感情を刺激した。これが米国がベトナムから撤退した理由の一つになる。
メディアがかなり詳しく伝えていたため、一般市民の自国兵への感情は複雑となり、帰還兵たちは決して歓迎されることなく、非人道的な人殺しとして見なされることもあったらしい。ただでさえ戦闘によって心を傷つけられていた帰還兵たちにとってこれは二重の打撃となり、彼らは追い詰められていったのだ。
正義と信じ、祖国のためと戦い続けていたのに、なのにこの手のひらを返したような扱いは何だ?
理不尽に苦しめられた帰還兵は多かっただろう。彼らは母国の社会からも拒絶され、孤立していく。そして精神を病んでいった者も多かった。
戦場に生きるしかない!
ジョナサンの破滅への道行きは、国家が、社会が生み出した犠牲者の姿だ。

20 JOE指令 我々こそが正義
20 JOE指令 ジョナサンの頭を抱く
旧来の伝統を駆逐し、自分らが掲げる正義と自由を絶対とし、他国・他地域の者たちにも与えることを使命と信じる。大佐の言動は戯画化されたものだが、現実の米国もこんなところがある。でなくして全世界で軍事力を展開し、世界の警察官などを演じようとするものか。
作中ジョナサンがキャタピラとナパームによる新たな信仰を叫んだが、これは軍事力こそが新世界の神だと言っているようなものだ。
米国は軍事を非常に重視する国家だ。それは建国の歴史の影響だ。
開拓のために先住民を追い出し、自らの生きる場を築いたアメリカ人によって自由と平和は力によって得られるものだとする信念がある。だから未だに銃社会であり続け、世界に対しては軍事力の行使という形で現れる。
武力行使の上での平和の謳歌を継続するなど極めて歪に見え、日本人には理解し難い。だが戦いの歴史を刻んで建国した彼らには自然のもの。危険なものに見えるが、力こそが自由と平和の礎と信じて疑わないので、この性質は容易に変わらない。
でも彼らはファシズムには走らない。武力行使に慣れているからか?

20 笑美 本当の敵
だがこの世界に存在するのはアメリカだけではない。アメリカの価値が全てではない。全く異なる価値の下に生きる者たちは数多に存在する。
古きものたちは厳と存在し続け、その覇道に異を唱える。

20 マスターウルティマ
20 ニュース 妖怪の死体
古きものたちやその価値の全てを駆逐し、世界を自分たちの色に染めようというのか?
最終決戦は新世界=アメリカ対伝統社会=古きものたちといったところか。

20 爾郎 炎を放つ
爾郎の「正義」はどこまで通じるのか? 世界を覆う「正義」と彼のそれが相いれないことは今回証明された。その戦いはジョナサンのように「終わりなき」ものとなってしまうのだろうか?

20 終わりなき戦い
サブタイトルの「終わりなき戦い」だが、もしかしたらジョー・ホールドマンの小説に因むのかな、と思ったが、関係なかったのかもしれない。
ホールドマンの小説は未来の恒星間宇宙を舞台にした戦争SFだったし、まるきり違う。キャラのネームなどをもじるのかなとも思ったが、それはなかったみたいだ。
ただ、ホールドマンはベトナム戦争に従軍していて、「終わりなき戦い」はその経験が色濃く反映している。その点で関連づけているのかもしれない。虚淵さんは彼の小説を知っていたのかもしれないな。



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